展覧会「無形にふれる」が、2020年1月18日(土)から2月16日(日)まで、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催される。
いにしえから伝わる型を学び、時代を超えて受け継がれてきた「伝統文化」。それは“もの”としての形はないながらも、日本の歴史と風土に培われた感性と技術を通して、人びとの美意識を宿し、伝えてきた。
「無形にふれる」では、伝統芸能・伝統工芸・民俗芸能という伝統文化の3つのカテゴリーをもとに、能楽界を牽引する観世清和や金工作家・中川衛らの作品や資料を紹介。さらにそうした従来的な区分を解体し、“デザイン”というモダンな視点から作品やパフォーマンスへと光をあてる。
手がかりとなるのは、視覚や触覚などの五感に、さらに高次の感覚を加えた神秘思想家ルドルフ・シュタイナーのアイディア「十二感覚」だ。古きより受け継がれてきて、まさにこの“いま”にも宿る伝統文化へと、“見る”のみならず、複数の感覚を研ぎ澄ませて迫る展示となる。
【詳細】
ポーラ伝統文化振興財団40周年記念展「無形にふれる」
会期:2020年1月18日(土)〜2月16日(日) ※会期中無休
会場:ポーラ ミュージアム アネックス
住所:東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
開館時間:11:00〜20:00(入場は19:30まで)
入場料:無料
【問い合わせ】
ポーラ ミュージアム アネックス
TEL:03-5777-8600