展覧会「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」は、当初、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで2020年5月11日(月)までの開催を予定していたが、Bunkamura ザ・ミュージアムの臨時休館に伴い4月6日(火)で開催中止。
改めて 特別展「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」として6月11日(木)より再開催が決定し、6月29日(月)までの期間で開催される。
特別展「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」で展示するのは、2010年千葉に開館した、写実絵画専門美術館であるホキ美術館から選りすぐった人気作品約70点。
対象をリアルに描く写実絵画は、1年に数点しか描くことができないと言われるほど、作家が丁寧に時間をかけて描く。瞬時にデジタル写真が撮れる現代だからこそ、作家の手によって緻密に描かれた絵画には、現実以上の存在感を感じられる。
展覧会には、戦後の抽象絵画全盛期の中で、写実絵画を描き続けた野田弘志や森本草介、魅惑的な女性像で人気を博す生島浩など、個性豊かな作家約30人の作品が並ぶ。
中でも森本草介は、制作点数が少なく、市場での評価額が高いことで知られる。彼の作品《未来》は、震災のあった2011年3月11日に制作中だった。当時、彼が描きかけていた2枚の絵のうち、1枚は震災で倒れて穴が開いてしまったが、この作品は、パレットの上に倒れただけでことなきを得た。
そのほか、生と死を見つめなおした野田弘志の作品や、光の表現で女性美を描く島村信之の作品が揃う。大きなサイズの作品が多い本展では、緻密に描かれた作品を大画面でみることができる。作品の脇に添えられた作家自身のコメントにも接しながら、作家が作り出す独特な世界に入り込んでみては。
会期中には、本展とコラボレーションした、ボタニカルアクセサリーブランド「クニエ カトリ(Kunie Katori)」による限定オリジナルアクセサリーも登場。同展の写実絵画で描かれる花々をモチーフにした“バラの花びら”付きピアスやイヤリングは、“本物の植物”を使用したアクセサリー作りを行うブランドならではの、クラフトマンシップを感じさせるデザインだ。
また館内には、「クニエ カトリ」の2020年春夏コレクションの一部やこれまでのアーカイブも用意。 天然素材ならではのしなやかな造形を持つアクセサリーの数々は、肌の露出が多くなるこれからの季節のコーディネートで活躍してくれるはず。
【詳細】
特別展「超写実絵画の襲来 ホキ美術館所蔵」
開催期間:2020年6月11日(木)~29日(月)
※状況によって会期棟は変更となる場合あり。詳しくはBunkamura ザ・ミュージアムホームページを参照。
※2020年3月18日(水)〜5月11日(月)会期の前展チケットは、6月11日(木)~の特別展では使用不可。前展チケットは、払い戻し対応を実施。
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
住所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1 B1F
時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
入館料:一般 1,600円(税込)、大高 900円(税込)、中小 600円(税込)
※未就学児は無料
<チケット(早割券・前売券・当日券)の払い戻し>
期間:2020年5月12日(火)~7月31日(金)
※購入したプレイガイド・店舗などにて払い戻しを実施。詳細は公式サイトより確認。
URL:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_choshajitsu/topics/haraimodoshi2.html
■クニエ カトリのコラボレーションアクセサリー
・ピアス 5,400円+税、 イヤリング 6,000円+税
取扱:Bunkamura ザ・ミュージアム、BIANCA BARNET 東京ミッドタウン日比谷店、 横浜ベイクォーター店、DAIICHI-ENGEI三越銀座店、 伊勢丹新宿店、 田園調布店、 ゲートシティ大崎店、伊勢丹オンラインストア(一部商品を)
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