映画化に至っては、日本を代表する女優・吉永小百合と、『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』『グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜』の成島出監督がコラボレーション。かつて吉永主演の映画『ふしぎな岬の物語』で第38回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した成島が、『いのちの停車場』では“いのち”の物語を紡ぎ出す。
また公開に先駆け、舞台となる金沢で在宅医療を行う「まほろば診療所」の運転手で医大卒業生の野呂聖二役を演じた松坂桃李と、看護師の星野麻世役を演じた広瀬すずにインタビューを実施。ドラマや映画、舞台などで活躍するふたりが、映画『いのちの停車場』にどのように向き合ったのか?撮影舞台裏やパーソナルな思い出についても、話を伺った。
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和⼦にとっては人生の分岐点。父(田中泯)と暮らしながら「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。院長の仙川徹(西田敏行)と訪問看護師の星野麻世(広瀬すず)、東京から咲和⼦を追いかけてきた野呂(松坂桃李)と共に、咲和⼦は様々な事情から在宅医療を選び、治療が困難な患者たちと出会い⼾惑いながらも、まほろばのメンバーと共にいのちの⼀瞬の輝きに寄り添っていく。その時、最愛の⽗が倒れてしまい…。
【詳細】
いのちの停車場
公開時期:2021年5月21日(金)
監督:成島出
脚本:平松恵美子
キャスト:吉永小百合、松坂桃李、広瀬すず、田中泯、西田敏行、石田ゆり子、伊勢谷友介、小池栄子、泉谷しげる、南野陽子、みなみらんぼう、柳葉敏郎
原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎)