特設展「作家の愛用品」が、山梨県立文学館で開催。会期は2021年4月24日(土)から6月20日(日)まで。
特設展「作家の愛用品」は、作家が執筆や日常生活、趣味などで愛用した品々にフォーカスした展覧会。日本を代表する作家たちの愛用品を、エピソードや作品と共に紹介する。
展示物には、芥川龍之介の財布や太宰治のノート、樋口一葉の髪飾りといった、貴重な物品の数々がラインナップ。飯田蛇笏の句会用の硯や、小説家でありギタリストでもあった深沢七郎のギターなども展示され、当時の作家たちの生活や趣向を身近に感じる事が出来る貴重な機会となる。
中でも、太宰治のノート「創作年表」は必見。出版社からの依頼を記し、甲府空襲の際に持ち出して避難したという太宰本人にとっても大切な一冊となっており、今回は太宰が使用した灰皿と共に展示される。
【詳細】
山梨県立文学館 特設展「作家の愛用品」
会期:2021年4月24日(土)~6月20日(日)
時間:9:00~17:00
会場:山梨県立文学館 展示室C
住所:山梨県甲府市貢川1-5-35
休館日:月曜日(5月3日は開館)、5月6日(木)
観覧料:一般 330円、大学生 220円
※常設店観覧料で観覧可能。
※高校生以下、65歳以上(健康保険証等持参)は無料。