2010年春夏シーズンより中野靖が「LYTHA(リター)」を立ち上げる。
リター(LYTHA)は、日本のブランド。
「LYTHA」というブランドにある、その本意は、仏教に伝わる「利他」、ギリシャ語で「rytha 流れる」。紡、織、縫製、加工、附属など製造サイドのファクトリーに関する詳細情報をブランドタグに表明し、服作りの中枢を露にする事で、製作から消費までの全てのレベルにおいて利他主義をもたらす事が、クリエーションの根幹となっている。
2010年春夏より、アンスナム(ANSNAM)のデザイナー中野靖が立ち上げた。中野靖は、2000年、エスモードジャポン メンズコース卒業。その後様々な文化様式や伝統服飾に触れる目的で、のべ30カ国を巡る。
帰国後、サカイ(sacai)にてアシスタント、生産を務める。2006年春夏シーズンに「アンスナム(ANSNAM)」を立ち上げ、4型のアイテムからスタートする。
2010年春夏シーズンより、アンスナムで築いた職人たちとの信頼関係をより強固なものへ、そして産業に新たな展望を生み出し、これまでに実現し得なかった流れを創り出すために、新プロジェクト「リター(LYTHA)」を立ち上げる。
中野靖は、2013年春夏シーズンよりレディースブランド「リュール(REAULL)」をスタート。2018年より「アイアムドーク(I am dork)」を設立している。