1990年、クイックシルバー創設者のアラン・グリーンとジョン・ローによって立ち上げ。
ROXYは、ビーチからタウン、そしてスノーシーンに対応するウェアを展開するウィメンズブランド。ブランド名は、当時の創立者の1人であるロバート・マクナイトの娘の名前にちなんだもの。ROXYを象徴する、クイックシルバーのマークを向かい合わせハート型にした現在のロゴは、1993年より使用している。
ブランドのパーソナリティは、FUN AND ALIVE(楽しく、いきいきとした)、NATURALLY BEAUTIFUL(飾らない美しさを持ち)、DARING AND CONFIDENT(勇敢・大胆で自信に満ちあふれた)。ポジティブなパワーを持った女性たちに向け、ウェアを提供し続けている。
男性を中心にしたサーフブームが落ち着きを見せていた1989年頃、ROXYサーフチームの第1人者である女性サーファー、リサ・アンダーソンが世界初タイトルを獲得。それを機に、メジャーファッションブランドへと一気に加速。サーフガールのファッションが一世を風靡するほど、影響力を持つブランドへと成長していく。
ROXYは、1995年にハワイのノースショアにて、サーフィン界で初となるレディース世界プロサーフィン大会を開催。2002年には、女性単独の世界大会「ROXY PRO FIJI」など4つの世界大会をスポンサードするなど、女性サーファーのコンペシーンにも貢献している。