ファーファー(FURFUR)は古橋彩(Aya Furuhashi)が手がけるレディースブランド。チダコウイチが手がけていたFUR(ファー)がブランド名を改称して、ファーファーとなった。

2005年、チダコウイチがディレクターを務め、ファー(FUR)をスタート。チダコウイチは文化服装学院を卒業。サンエーインターナショナル、ワコールなどを経て、ディグレース(DGRACE)、マリー クワントなどのブランド再生のディレクションを経験。

その後、株式会社フレーバを設立。オゾックのディレクターや自身のブランド「OUT of ACTION(アウト・オブ・アクション)」などを手がける。古橋はアウト・オブ・アクションにてチダのアシスタントデザイナーを担当していた。

ファーはアウト・オブ・アクションの中のレーベルとして生まれた。2006A/Wよりブランドとしてファーをスタート。ディレクターがチダコウイチ、古橋彩がデザイナーとしてコレクションを手がけた。 2007年、ラフォーレ原宿にショップをオープン。

2008S/Sシーズン、東京コレクションにデビュー。2008A/Wシーズンからブランド名を「fur fur(ファーファー)」に変更。

ブランドのコンセプトは「不完全なもの、はかないものへのいとおしさ、ぼろぼろで歪んだ服の中にあるエレガント。感情のある服作り、ナチュラルであるという感覚。ファッションという文化を通して伝え続けていきたいという想い。」

2012年、「きもの やまと」のグループ会社となるが、翌2013年にマッシュホールディングスが設立した新会社マッシュライフラボに吸収合併。マッシュライフラボはファーファーの他、バルコニー アンド ベッドやミラ オーウェンも展開している。

2015年春夏コレクションより、プロデューサーに近藤広幸を迎え、リブランディングデビュー。ブランド名を「FURFUR(ファーファー)」に変更。繊細なカラーとしなやかさを特徴とした、フェミニンなモードウエアを提案する。