長野の軽井沢安東美術館では、夏の特集展示「戦争の時代の藤田嗣治 1937-1945年」を、2023年8月3日(木)から9月12日(火)まで開催する。
夏の特集展示「戦争の時代の藤田嗣治 1937-1945年」では、戦時期の藤田嗣治に着目し、軽井沢安東美術館の所蔵作品を紹介する。
日中戦争が勃発した1937年、日本に帰国していた藤田は、そのまま日本に留まることを決意。東京に自宅兼アトリエを構え、精力的に制作を続けた。1939〜40年にかけてはパリに戻ったものの、第二次世界大戦の勃発を受けて日本に帰国し、戦中から戦後までの時期を日本で過ごしている。
本展示では、ポスター原画《勇敢なる神風特攻隊》を初公開するとともに、藤田が戦時期に描いた《佛印河内、安南人町》や《武漢三鎮陥落の日》なども紹介。そのほか、この時期に土門拳が撮影した、貴重な藤田のポートレートも目にすることができる。
夏の特集展示「戦争の時代の藤田嗣治 1937-1945年」
会期:2023年8月3日(木)〜9月12日(火)
会場:軽井沢安東美術館 展示室3(一部)、特別展示室
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東43-10
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は開館、翌平日に休館)
観覧料:一般 2,300円、高校生以下 1,100円、未就学児 無料
※チケットはオンラインでも購入可(オンライン予約の場合は100円引き)
※そのほか、各種割引あり
■同時開催
・企画展「藤田嗣治 猫と少女の部屋」
会期:2023年3月3日(金)〜9月12日(火)
【問い合わせ先】
軽井沢安東美術館
TEL:0267-42-1230