浮世絵師・葛飾北斎の作品展「北斎展」が、2018年5月30日(水)から7月2日(月)まで、名古屋栄三越にて開催される。
30数回の改号、93回もの引っ越し、そして常に借金に追われる波瀾万丈な90年の生涯で、膨大な数の作品を遺した巨匠・葛飾北斎。「冨嶽三十六景」に代表されるような、大胆な構図を、巧みな線と象徴的な色使いで仕上げる独創的な画風で、多くの絵師たちに大きな影響を与えた浮世絵の代名詞的存在だ。
本展では、葛飾北斎の代表作である「冨嶽三十六景」をはじめ、「忠臣蔵」「東海道五十三次」といったシリーズものから、役者絵、妖怪絵、西洋の技術である銅版画に感銘を受けて生まれた洋風画まで、約150点の作品とともに北斎芸術の全貌を紹介する。
また、「なぜ北斎が海外で高く評価されたのか?」を検証するため、海外、特にヨーロッパで北斎が知られるきっかけとなった『北斎漫画』、北斎の影響を強く受けたと言われるフランス人画家アンリ・リヴィエールの「エッフェル塔三十六景」も展示し、北斎人気の秘密に迫る。
【開催概要】
「北斎展」
開催期間:2018年5月30日(水)〜7月2日(月) 会期中無休
時間:10:00〜19:30(最終入場 19:00)
※最終日は18:30まで(最終入場 18:00)
入場料:
<一般>前売券600円、当日券800円 <小・中学生>前売券 300円、当日券 400円
※すべて税込、未就学児童無料
※障害者手帳各種(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)提示で、本人とその同伴者1名まで無料で入場可能
プレイガイド:チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、セブンチケットにて販売予定
【問い合わせ先】
・東海テレビ放送事業局
TEL:052-954-1107(平日 10:00〜18:00)
・名古屋栄三越
TEL:052-252-1111(午前 10:00〜19:30)