2011-12AWシーズンに「ザ・ボウスノッブ(The BeauSnob)」のコレクションを発表。2013年、ブランドとしての活動を終了。
ザ・ボウスノッブ(The BeauSnob)は2011-12年年秋冬シーズンにデビューしたメンズブランド。ブランド名は、Beauが「だて男、しゃれ男」、Snobが「紳士気取りの人、俗物」を意味し、その造語から。
18世紀の終わりから19世紀初頭にかけて、イギリスのファッション界の権威的な存在であったジョージ・ブライアン・ブランメルの言葉「街を歩いていて、人からジロジロと見られている時は、君の服装は懲りすぎているのだ」をブランドの基本概念とし、マジョリティーなアイテムの中にセオリーやルーツを活かしたディテール、素材の作り込み、縫製、付属品など全てにおいての気配りを施すことで違和感のないデザインを生みだすことをコンセプトとしている。
デザイナーは日隈 光章(Mitsuaki Higuma)。文化服装学院メンズメンズコースを卒業後、アパレル企業のOEM・生産を手掛けるアキュートに入社。その後、ミスターハリウッドに入社し、N.ハリウッドで企画生産・生産管理を担当。2010年にDobby Platties を設立し、ブランド「ザ・ボウスノッブ(The BeauSnob )」を立ち上げる。
2011年4月に初のコレクションを発表。次の10月に発表した2012SSコレクションでは、メルセデスベンツのスポンサーシップを受けた。
2012年2月、直営店「DILETTS & SNOBS」を東京・北青山にオープン。このショップでは、ザ・ボウスノッブを中心に、国内やイギリスから輸入したアイテムを揃え、英国クラシックスタイルを提案している。同年4月、昨シーズンと同様にメルセデスベンツのスポンサーシップを受けて2012-13AWコレクションを発表した。
2013年、ブランドとしての活動を休止。