2008年、嶋崎隆一郎と佐藤ヒサコの2人により「ロゥタス」設立。2016年秋冬シーズン、Raw+からRawtusにリブランディング。
ロゥタス(Rawtus)は、日本のファッションブランド。デザイナーは、嶋崎隆一郎と佐藤ヒサコが務める。デザイナーの2人は“MUJI(無印良品)”出身。ナチュラルでシンプルなデザインの基礎を持っている。
ブランド名は"そのままの物(=Raw)"に新しさをプラス(+)するという意味が込められている。また、ブランドコンセプトは、ブランド名と同じく「そのままの物に新しさをプラスする」。ニューゴートレザーという独自の技術で開発されたレザーをつかったアイテムをメインに展開し、いつの時代でも変わらない普遍性と新しさを感じる革新性のMIXを提案している。
■ラインについて
・ロゥタスファンデーション(Raw+FOUNDATION)
“ESSENTIAL WARDROBE PIECES FOR RAW+”RAW+に不可欠なワードローブとして「Raw+のレザーに合うもの」「コーディネートするために必要なもの」を、アンダーウェアからドレスまで全てニットウェアに限定して展開。2013年にスタート。
大人が気軽に羽織れ、なおかつステイタスも感じられるニットウェアとして普段のライフスタイルシーンからオケージョンまで幅広くカバー。全ての女性のライフスタイルで手放せないウェアとなることを目指す。
・ロゥタス・クチュリエール(Raw+couturiere)
Raw+専門の職人によって一点一点ていねいに縫い上げるカスタムオーダーメイドのカテゴリーとして2014年にスタート。couturiere(クチュリエール)とはフランス語で「お針子さん」のことで世界にたった一つの特注品という意味合いを込めている。
2008年に嶋崎隆一郎(Ryuichiro Shimazaki)と佐藤ヒサコ(Hisako Sato)がブランド「ロゥタス」を設立。2010年に「ニューゴートレザー(New Goat Leather、特許取得済)」の開発に成功。それに伴い、パリで開催された国際見本市「Who's Next10」展に出展し、そこで独自性が高く評価されて海外での販売がスタートした。現在はパリの展示会「トラノイ」でに出展している。
従来のレザーは表と裏の仕上げ方が違うため、一枚で着用する場合に裏面の毛羽立ちや毛羽の付着、色落ち、色移りなどをふせぐために裏地を付けるのが常識だった。ニューゴートレザーはこの欠点を克服し、一枚仕立てだが両面が同じ見え方になるように職人による表面加工がほどこされており、毛羽などがつくこともない。0.4㎜という薄さでレザー事体がとても軽い上、裏地を付ける必要がないため非常に軽い着用感のアイテムができる。
2016年秋冬シーズン、Raw+からRawtusにリブランディング。現在、日本国内のほかにも世界のショップで取り扱われている。