ビブリオテーク(BIBLIOTHERK)は、畑龍之介がデザイナーを務めるファッションブランド。
デザイナーの畑が高校時代にオランダやドイツで暮らしていた際に、その多くの時間を図書館で過ごしていた中でファッションと出会った経験が、ビブリオテークの出発点となっている。多層的な視点を通して、既製服そのものが持つ空気と様々な土地で過ごした記憶をオーバーラップさせながら、クリエーションを行う。
畑が高校時代に親しんだドイツの伝統的なファッションアイテムやワーク・ミリタリーウェアのディテールを取り入れつつ、当時感じたという穏やかな時間の流れや精神性もデザインに落とし込んでいる。デザインを通じて、「ニュートラルでアンニュイな人間像」を提案する。
なお、ブランド名は、ドイツ語で図書館を意味する「BIBLIOTHEK」に“RYUNOSUKE”のRを入れた造語である。
デザイナーは畑龍之介。1998年アルゼンチン生まれ、東京育ち。高校時代はオランダ・ドイツで過ごす。文化学園大学ファッション社会学科卒業。大学卒業後、デザイナーを育成するファッションスクール「ミー(me)」を経て2022秋冬シーズンより「BIBLIOTHERK」ブランドを立ち上げる。