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特別展「鷹のおでまし」埼玉県立歴史と民俗の博物館で - 伝狩野探幽など、“鷹や鷹狩”の絵画を紹介

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特別展「鷹のおでまし—鷹狩の美術—」が、埼玉県立歴史と民俗の博物館にて、2024年10月12日(土)から11月24日(日)まで開催される。

鷹に仮託されたイメージを探る

狩野惟信筆 《雪中鷹捉搦鶴図》 江戸時代 18世紀 徳川美術館蔵
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom
狩野惟信筆 《雪中鷹捉搦鶴図》 江戸時代 18世紀 徳川美術館蔵
©徳川美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

訓練した猛禽類を野に放ち、獲物を捕える狩猟法「鷹狩」。古くより鷹は、権力を象徴する生き物とされたため、鷹狩は権力と結びつき、天皇や貴族、武家が好んで行うものとなった。鷹狩で活躍した鷹は、日本では美術作品でも多く描かれている。

埼玉県指定文化財 伝狩野探幽筆 《鷹絵額》 寛永14年(1637年) 川越・仙波東照宮蔵
埼玉県指定文化財 伝狩野探幽筆 《鷹絵額》 寛永14年(1637年) 川越・仙波東照宮蔵

特別展「鷹のおでまし—鷹狩の美術—」では、鷹や鷹狩を題材とする美術作品を中心に紹介。権力の象徴として鷹を描いた作品、獲物を捕える鷹の勇ましさを表したものや、江戸時代における鷹狩の様子を伝えるものなどを通して、鷹にまつわる歴史と文化、鷹に仮託されたイメージをひもといてゆく。

佐久間栄学筆 《白鷹図》 明和元年(1764年) 社会福祉法人共生福祉会蔵
佐久間栄学筆 《白鷹図》 明和元年(1764年) 社会福祉法人共生福祉会蔵

鷹を主題とする絵画のうち、よく描かれた画題が、止まり木に佇む鷹を描いた「架鷹図(かようず)」、獲物を捕えようとする姿を描いた「鷙鳥図(しちょうず)」、そして鷹狩の情景を描いた「鷹狩図(たかがりず)」の3種類だ。本展では、狩野探幽筆と伝えられる《鷹絵額》や、狩野惟信筆《雪中鷹捉搦鶴図》など、さまざまな鷹の姿を目にすることができる。

展覧会概要

特別展「鷹のおでまし—鷹狩の美術—」
会期:2024年10月12日(土)~11月24日(日) 会期中に展示替あり
[前期 10月12日(土)~27日(日) / 後期 10月29日(火)~11月24日(日)]
会場:埼玉県立歴史と民俗の博物館 特別展示室、季節展示室
住所:埼玉県さいたま市大宮区高鼻町4-219
開館時間:9:00~16:30(観覧受付は16:00まで)
休館日:月曜日(10月14日(月・祝)、11月4日(月・振)は開館)
観覧料:一般 600円(400円)、高校生・学生 300円(200円)、中学生以下 無料
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳などの所持者および付添者1名は無料
※特別展の観覧券で常設展も観覧可

【問い合わせ先】
埼玉県立歴史と民俗の博物館(学芸部)
TEL:048-645-8171

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特別展「鷹のおでまし」埼玉県立歴史と民俗の博物館で - 伝狩野探幽など、“鷹や鷹狩”の絵画を紹介|写真1 特別展「鷹のおでまし」埼玉県立歴史と民俗の博物館で - 伝狩野探幽など、“鷹や鷹狩”の絵画を紹介|写真2 特別展「鷹のおでまし」埼玉県立歴史と民俗の博物館で - 伝狩野探幽など、“鷹や鷹狩”の絵画を紹介|写真3 特別展「鷹のおでまし」埼玉県立歴史と民俗の博物館で - 伝狩野探幽など、“鷹や鷹狩”の絵画を紹介|写真4

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