日本工芸会陶芸部会50周年記念展「未来へつなぐ陶芸─伝統工芸のチカラ展」が、山口県立萩美術館・浦上記念館にて、2022年7月2日(土)から8月28日(日)まで開催される。
日本が誇る工芸技術である「陶芸」は、時代とともに技法や表現が多様化し、現代まで著しく進化を遂げてきた。とりわけ昭和の戦後期以降には、陶芸家が活発に創作活動を行い、意欲的な作品を次々と発表している。
1950年、陶芸をはじめとする工芸技術の保存と活用を目的に、文化財保護法が施行された。その5年後には同法の改定を契機として、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝を中心に、各分野の伝統工芸作家や技術者などから構成される日本工芸会が発足。そして1973年には、同会陶芸部所属の作家による「第1回新作陶芸展(陶芸部会展)」が開催され、現在に至っている。
日本工芸会陶芸部会50周年を記念して開催される「未来へつなぐ陶芸─伝統工芸のチカラ展」では、同会で活躍した作家の秀作とともに、その活動を紹介。歴代の人間国宝をはじめ、未来を担う若手作家、そして陶芸部会以外の場で活動する作家など、137名の作家による名品139点を一堂に展示する。
日本工芸会陶芸部会50周年記念展「未来へつなぐ陶芸─伝統工芸のチカラ展」
会期:2022年7月2日(土)〜8月28日(日)
会場:山口県立萩美術館・浦上記念館
住所:山口県萩市平安古町586-1
開館時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:7月11日(月)・19日(火)・25日(月)、8月8日(月)・15日(月)・22日(月)
観覧料:一般 1,500円(1,300円)、学生 1,300円(1,100円)、70歳以上 1,200円(1,000円)
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※18歳以下および高等学校、中等教育学校、特別支援学校の生徒は無料
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、精神障害者保健福祉手帳の提示者とその介護者(1名)は無料。
※前売券は、ローソンチケット(Lコード 63127)、セブンチケットにて販売
※この料金で開催中の普通展示も観覧可
※臨時休館やイベントの中止・変更の場合あり(詳細は美術館ホームページを確認)
【問い合わせ先】
山口県立萩美術館・浦上記念館
TEL:0838-24-2400