ペドロ・アルモドバルが監督を務めた映画『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は、ティルダ・スウィントン主演、ジュリアン・ムーアが共演に名を連ねる作品。「人生の終わりと生きる喜び」をテーマに、重い病をわずらい安楽死を望む女性と、隣の部屋で彼女に寄り添う親友の最期の数日間をペドロ・アルモドバルならではの色鮮やかな映像で表現する。
映画『シンシン/SING SING』は、ニューヨークにある最重警備のセキュリティを誇る「シンシン刑務所」にて生まれた感動の実話を描くヒューマンドラマ作品。実際に行われている、収監者更生プログラムの舞台演劇を通して、収監者仲間たちが希望や友情を見つけていく姿を描く。主演はコールマン・ドミンゴが務め、“元収監者たち”も本人役として登場する。
日本のファッション界に革命をおこした“草分け的存在”のデザイナー、コシノアヤコの生涯を映画化。2011年の連続テレビ小説「カーネーション」でも題材となっていた、コシノアヤコの物語を新たな視点から描く。
2022年に橋本環奈主演で実写化された映画『カラダ探し』の続編が公開へ。物語の魅力は、謎に満ちた設定と、恐怖が“何度も繰り返される”絶望的なストーリー。続編映画では、前作『カラダ探し』の不穏で意味深な結末の続きを、大きくスケールアップした世界観で描き出す“カラダ探し第二章”になるという。
デミ・ムーア主演の映画『The Substance(原題)』は、“美”と“若さ”への狂気と呼べるほどの執着を描くボディ・ホラー作品。容姿の衰えと、それによる仕事の減少を感じた元トップ女優の主人公・エリザベスはとある新しい再生医療に手を出す。エリザベスは容姿に執着するあまり、次第に暴走していくのだった。
ゴシック・ロマンスホラー映画『ノスフェラトゥ』は、監督のロバート・エガースが1922年のサイレント映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』に魅了され、独自の視点を入れて作り上げた新作映画。リリー=ローズ・デップを主演に迎え、得体の知れない「彼」が忍び寄ってくる恐怖感に夜な夜な苛まれる様子をリアルな映像美とともに描き出す。まるで現実と錯覚するかのような、恐ろしくも美しい世界観に注目だ。
映画『ロングレッグス』は、ニコラス・ケイジ演じるシリアルキラーによる連続殺人事件を新人FBI捜査官が折っていく様を描くホラー作品。事件の手がかりは、殺人犯が暗号で書いたとみられる“ロングレッグス”からの手紙。一歩ずつ真相に近づいていく先に待ち受けている結末とは?
映画『事故物件ゾク 恐い間取り』は、“事故物件住みます芸⼈”・松原タニシによるノンフィクション書籍「事故物件怪談 恐い間取り」シリーズを原作とするホラー映画。2020年公開の『事故物件 恐い間取り』の続編となる。監督は『リング』の中田秀夫。
映画『教皇選挙』は、ローマ教皇を新たに決めるカトリック教会の教皇選挙「コンクラーベ」を題材に、その裏で渦巻く陰謀や差別、スキャンダル、隠された秘密を描くミステリー。レイフ・ファインズが「コンクラーベ」を仕切る主人公の枢機卿を演じ、世界中の注目の的でありながら極秘に行われる投票の内幕を映し出す。
カズオ・イシグロのデビュー小説が、広瀬すずを主演に迎えて実写映画化。映画『遠い⼭なみの光』は、1980年代のイギリス、⽇本⼈の⺟とイギリス⼈の⽗を持ちロンドンで暮らすニキが、母・悦子が暮らす実家を訪れたところから始まる。原爆経験者の悦子が秘める“記憶”をもとに、1950年代の⻑崎と舞台を交錯して描かれるヒューマンミステリーだ。
Mrs. GREEN APPLE(ミセス・グリーン・アップル)の大森元貴とtimelesz(タイムレス)の菊池風磨がW主演を務める映画『#真相をお話しします』は、結城真一郎の新感覚ミステリー小説を実写化した映画作品。ある事件をきっかけに心を閉ざしてしまったビルの警備員と、謎の男が織りなす“ネタバレ厳禁”のストーリーに注目だ。
『シュレック』や『ボス・ベイビー』などのアニメーション映画を手掛けてきたドリームワークス・アニメーションの新作映画は、『野生の島のロズ』。人間のいない島で偶然起動した最新型アシストロボットのロズを主人公に、野生動物との関わりの中で感情を持つようになったロズが、島の危機を乗り越えていく姿を描く。
アニメ映画『Flow』の主人公は1匹の猫。大洪水に飲み込まれ、今にも消えそうな街から旅立つ決意をした猫の冒険の果てに待ち受けるものとは?監督はラトビアのギンツ・ジルバロディス。ゴールデングローブ賞にてアニメ映画賞を受賞。
ギンビスのロングセラー菓子「たべっ子どうぶつ」がアニメ映画化される。『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』で描かれるのは、“笑顔・仲間”、そして成長を大事にした相互理解の物語。個性あふれるたべっ子どうぶつのキャラクターたちが、どのように動き、どのような声でどのような物語を繰り広げるのか、続報に期待が高まる。
細田守が監督を務めるアニメ映画『果てしなきスカーレット』は、「スタジオ地図」から『竜とそばかすの姫』以来4年ぶりとなる新作映画。時空をこえる、強き新ヒロインの王女の物語が描かれる。
2025年の「映画ドラえもん」シリーズは、『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』。ドラえもんたちが“はいりこみライト”を使って飛び込んだ絵の中の世界を舞台に、幻の宝石をめぐる戦いを描き出す。ドラえもん、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫といったおなじみのキャラクターに加え、ストーリーの鍵を握るオリジナルキャラクターにも注目だ。
2024年7月公開の『劇場版モノノ怪 唐傘』続編映画『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』が公開へ。シリーズ2作目の映画となる本作では、引き続き「大奥」を舞台に、薬売りがモノノ怪を斬っていく様子が描かれる模様だ。主人公・薬売り役の声優は、神谷浩史が続投する。