「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」が東京・国立新美術館にて開催される。会期は、2016年4月27日(水)から8月22日(月)まで。
《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》 1876年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
©Musée d’Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF
世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。本展は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステルなど貴重な資料の数々によって画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワールの全貌に迫るものだ。
展覧会内では、作品を10章に分けて構成。写実的な初期作品を始め、肖像や風景、風俗、花、子ども、裸婦といった、ルノワールの愛した主題を紹介する。
例えば、第4章では「“現代生活”を描く」と題し、ダンスホールや酒場、カフェ、郊外の舟遊びといった、 19世紀のパリ生活に特徴的なシーンを切り取った作品を展示。この章の主役、ルノワールの最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は、日本で初めて展示される。
《浴女たち》 1918-1919年 油彩/カンヴァス オルセー美術館
© RMN-Grand Palais (musée d'Orsay) / Hervé Lewandowski / distributed by AMF
他にも、第1章「印象派へ向かって」や第5章「子どもたち」、第8章「《ピアノを弾く少女たち》の周辺」など、あらゆる視点からルノワールの作品に触れることができる。最晩年の名作《浴女たち》も、初めての来日となるので、ぜひ注目してみて。
【展覧会概要】
オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展
会期:2016年4月27日(水)〜8月22日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
住所:東京都港区六本木7-22-2
休館日:毎週火曜日 ※5月3日(火・祝)、8月16日(火)は開館
開館時間:10:00〜18:00
金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで
観覧料:当日 一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
※価格は全て税込み。
※団体は20名以上。
※団体料金は200円引き。
※障害者手帳持参者とその付添者1名無料。
※中学生以下無料。
※4月30日(土)〜6月26日(日)までの土曜、日曜は高校生無料観覧日(学生証の提示必要)
【問い合わせ先】
国立新美術館
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)