関西で2021年に開催されるおすすめの展覧会を特集。大阪・京都・兵庫をはじめとする関西地方の美術館や博物館で予定されている開催スケジュールをまとめて紹介する。詳細からは、チケット情報に加え、展示アート作品などのみどころも確認が可能だ。気になる展覧会をチェックして、お出かけの参考にしてみてはいかが。
※最新の開館情報については、各美術館・博物館のホームページなどを確認のこと。
大阪市立美術館の展覧会「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」では、メトロポリタン美術館が誇る西洋絵画コレクションから厳選した、フェルメールやルノワールなどの名品を展示し、西洋絵画史500年の流れをたどる。
会期:2021年11月13日(土)〜2022年1月16日(日)
会場:大阪市立美術館 (大阪市天王寺区茶臼山町1-82)
大阪・国立国際美術館の展覧会「ボイス+パレルモ」は、第二次世界大戦以降もっとも重要な芸術家のひとりであるヨーゼフ・ボイスと、その教え子のひとりであり、静謐な絵画作品を残したブリンキー・パレルモの二人展。主に1960-70年代に手がけられた両者の作品から、社会と芸術の関係性を再考する。
会期:2021年10月12日(火)〜2022年1月16日(日)
会場:国立国際美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-2-55)
大阪の国立国際美術館にて開催される展覧会「コレクション1:1968年展─新しいパラダイムを求めて─」は、社会変革や政治運動に揺れ動く1960年代後半から半世紀を経た、現在の視点から戦後日本の美術動向を紹介する展覧会。榎倉康二や高松次郎、関根伸夫、李禹煥、三木富雄、吉田克朗、プレイなどの作品を展示する他、海外における同時代の動向を示す作品も合わせて紹介する。
会期:2021年10月12日(火)〜2022年1月16日(日)
会場:国立国際美術館 地下2階展示室(大阪府大阪府大阪市北区中之島4-2-55)
大阪・あべのハルカス美術館の展覧会「コレクター福富太郎の眼」は、キャバレー王の異名をとった実業家・福富太郎が収集したコレクションから約80点の作品を紹介する展覧会。著名な作品のみならず、自らの審美眼に従って良質な作品をコレクションに加えていた福富太郎ならではの、多彩なコレクションの数々を公開。鏑木清方の美人画をはじめ、洋画黎明期から戦争画に至る油彩画などが登場する。
会期:2021年11月20日(土)~2022年1月16日(日)
会場:あべのハルカス美術館(大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス 16階)
大阪・心斎橋パルコの展覧会「PIECE OF PEACE 『レゴブロック』で作った世界遺産展 PART-4 FINAL」は、世界遺産を“レゴブロック”で再現した立体作品を展示する展覧会。屋久島の縄文杉や百舌鳥・古市古墳群といった日本の世界遺産をはじめ、イタリアのアマルフィ海岸、フランス・パリのエッフェル塔、ノートルダム大聖堂、インドの山岳鉄道群など、レゴブロックで緻密に表現された世界遺産の数々を目にすることができる。
会期:2021年11月20日(土)~12月12日(日) ※入場は閉場の30分前まで ※最終日は18:00閉場
会場:心斎橋パルコ 14F パルコイベントホール(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3)
大阪・心斎橋パルコにて開催される展覧会「ミラーボーラー星の旅 PLANET OF MIRRORBOWLER by ELEMENTS」は、インスタレーションアート集団・ミラーボーラーによる初の屋内大規模個展。会場には、5つの巨大アート作品が登場する。鮮やかな光を放つダイナミックなオブジェ作品やミラーボールを使った演出など、色彩豊かな“光”と反射を駆使した表現を得意とするミラーボーラーならではの、幻想的な世界観を楽しめる。
会期:2021年12月19日(日)〜2022年2月13日(日)
会場:心斎橋パルコ 14F パルコイベントホール(大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-8-3)
展覧会「創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―」は、北欧・フィンランド最古のテキスタイルブランド「フィンレイソン(Finlayson)」の日本初となる展覧会。長きにわたるブランドの歴史を、色鮮やかなデザイン原画やテキスタイル、貴重な資料の数々から紐解いていく。カラフルで遊び心のあるテキスタイルパターンや、ムーミン模様の生地など、心躍るようなテキスタイルの数々やその制作背景を伺い知ることができそうだ。
会期:2021年10月9日(土)~2022年1月10日(月・祝)
会場:京都文化博物館(京都市中京区三条高倉)
上野リチ・リックスは、1893年に生まれ、ウィーンと京都で活躍したデザイナーだ。京都国立近代美術館の展覧会「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」は、その仕事を網羅的に紹介する世界初の大回顧展。ウィーン時代から戦後に至る、色彩豊かな“リチのデザイン世界”の全貌に迫る。
会期:2021年11月16日(火)〜2022年1月16日(日)
会場:京都国立近代美術館 (京都府京都市左京区岡崎円勝寺町26-1)
京都の美術館「えき」KYOTOにて開催される展覧会「写真家ドアノー/音楽/パリ」は、20世紀のパリを舞台に、数多くの傑作を生み出した写真家、ロベール・ドアノーの写真作品における“音楽”に着目した展覧会。パリの街に流れていたシャンソンやジャズといった様々な音楽の情景を背景に、1930年代から90年代にかけて撮影された写真作品約200点を紹介する。
会期:2021年10月23日(土)〜12月22日(水)
会場:美術館「えき」KYOTO(京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 ジェイアール京都伊勢丹7階隣接)
京都国立博物館で開催される特別展「畠山記念館の名品─能楽から茶の湯、そして琳派─」は、茶の湯を中心とする東京・白金台の畠山記念館所蔵コレクションを紹介する関西発の展覧会。国宝と重要文化財31件を含む、200件超の東洋古美術の名品を一挙に展示する。本阿弥光悦作の《赤楽茶碗 銘 雪峯》(重文)や信長や家康と名だたる武将が所持した名画《煙寺晩鐘図》(国宝)など、茶の湯の名物を鑑賞することができる。
会期:2021年10月9日(土)〜12月5日(日)
会場:京都国立博物館 平成知新館(京都府京都市東山区茶屋町527)
京都の福田美術館・嵯峨嵐山文華館にて2館共同開催される展覧会「木島櫻谷 ~究めて魅せた『おうこくさん』」は、近代の京都画壇を代表する日本画家・木島櫻谷に光を当てる展覧会。文展・帝展出品作品を含む合計100点以上が集結する。櫻谷を一躍有名にした動物画をはじめ、人物、山水など多岐にわたる作品を紹介。鹿を描いた《細雨・落葉》は約110年ぶりの公開となる。
会期:2021年10月23日(土)〜2022年1月10日(月)
会場:
・福田美術館(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺佄ノ馬場町3-16)
・嵯峨嵐山文華館(京都府京都市右京区嵯峨天龍寺佄ノ馬場町11)
京都市京セラ美術館 開館1周年記念展「モダン建築の京都」は、同館初となる大規模建築展覧会。京都に現存するモダン建築を取り上げ、オリジナル図面や模型、写真などの豊富な資料を通して、古建築だけにとどまらない京都のもうひとつの魅力に迫る。
会期:2021年9月25日(土)〜12月26日(日)
会場:京都市京セラ美術館 (京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)
兵庫・神戸ファッション美術館で開催される特別展「アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」では、アール・ヌーヴォー様式を代表する画家のひとりであるアルフォンス・ミュシャのポスターや装飾パネル、はがき、切手、紙幣など、作品約500点を一挙に公開。デザインを学ぶ学生の教本として出版された『装飾資料集』や、アール・ヌーヴォーのドレスとミュシャ作品とのコラボレーションも目にすることができる。
会期:2021年11月20日(土)~2022年1月16日(日)
会場:神戸ファッション美術館(兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
兵庫の芦屋市立美術博物館は、開館30周年記念 特別展「限らない世界 / 村上三郎」を開催。前衛美術団体・具体美術協会の中心メンバーであり、通称「紙破り」として知られる、ハトロン紙を体当たりで突き破る作品などを手がけた村上三郎に着目。村上の創作世界に迫り、約50年にわたる活動を多角的に紹介する。会場には、国内初展示作品も含む作品約50点、資料約100点が集結する。
会期:2021年12月4日(土)〜2022年2月6日(日)
会場:芦屋市立美術博物館(兵庫県芦屋市伊勢町12-25)