チームラボ(teamLab)が、デジタルアート作品「冷たい生命」、「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - Black in White」を新たに発表した。
冷たい生命 / Cold Life
チームラボ, 2014, デジタルワーク, 2160x3840 pixels, 7min 15sec(ループ), 書:紫舟
新たな解釈で空間に立体的に再構築した書「生」から、生命が溢れだす様子を3次元で描く新作「冷たい生命」。コンピュータでは、3次元の物体の形状を、網目状の線の構造で抽象的に表現される。
「追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - Black in White」は、コンピュータ上の3次元空間に立体的に構築した世界を、チームラボが考える日本の先人達の空間認識の論理構造によって映像化。墨の八咫烏が空間を飛び回り、その軌跡が墨跡となり空書を描いている。本作品は、アニメーター板野一郎によって確立された映像表現技法「板野サーカス」へのオマージュだ。
追われるカラス、追うカラスも追われるカラス - Black in White / Crows are chased and the chasing crows are destined to be chased as well - Black in White
チームラボ, 2014, デジタルワーク, 9600x1080 pixels, 3min 40sec (ループ), 音楽:高橋英明
2つの新作は2013年にチームラボが披露した作品「憑依する滝」とともに、シンガポールの国際アートフェア「Art Stage Singapore 2014」の「Ikkan Art Gallery」にて、2014年1月16日(木)から1月19日(日)まで展示される。
・Art Stage Singapore 2014
URL:http://www.team-lab.net/latest/exhibitionlist/artstagesg2014.html