1987年、ボッカチーニ(Boccaccini)社のシューズブランドとして「ロートルショーズ(L'AUTRE CHOSE)」がスタート。
1987年、ボッカチーニ社のシューズブランドとして「ロートルショーズ(L'AUTRE CHOSE)」が設立される。ボッカチーニ社は、1959年創業で、小さな家族経営のビジネスとして展開していたが、オリジナルでエレガントなデザインと、オーストリッチやパイソン、クロコダイルなどのエキゾチックなレザーを使用したアイテムで人気となる。ロートルショーズをスタートしたのは、オーナーであるAlfred Boccaccini(アルフレッド・ボッカチーニ)の経験と知識そして直感による。
ブランド名の「ロートルショーズ(L'AUTRE CHOSE)」は、「The Other Thing(他とは違うもの)」という意味。ブランド名の通り、他のシューズブランドとは異なったユニークなアプローチでシューズを作り出す。
現代的な思考と伝統やこれまでの経験を活かして作られるロートルショーズのシューズは、バーニーズ ニューヨークのバイヤーの目に留まる。そしてパトリック コックスやメゾン マルジェラ、アレキサンダー・マックイーンなど有名デザイナーとのコラボレーションを行う。
1998年にはMichela Casadei(ミケーラ・カサデイ)がロートルショーズのデザインを手掛けることになる。ミケーラはReady-To-Wear(既製服)のデザイナー経験があり、フェミニンなデザインとひねりのあるフレンチテイストをロートルショーズのシューズにもたらす。
2005年秋冬コレクションでは、シューズだけでなくウェアも含めたトータルコレクションを展開。2009年にはメンズのコレクションを発表。
2008年10月、ローマにロートルショーズ初となるブティックをオープン。半年後となる2009年4月には2店舗目となるショップをミラノにオープン。
2010年、ボッカチーニグループは、アメリカとドイツに子会社を設立。より積極的に海外進出を図る。
2017年、社名をロートルショーズスパ(L'AUTRE CHOSE SPA)に変更。
2019年3月、リローンチ。ロゴを一新し、20代前半の若き新デザイナー ニコロ・ベレッタ(Nicolo Beretta)によるディレクションをスタート。2019年秋冬シーズンより、彼によるコレクションが本格始動。