展覧会「ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝」が2016年6月25日(土)から8月28日(日)まで、東京・汐留で開催される。
左)マルチェッロ・ヴェヌスティに帰属《ミケランジェロの肖像》
1535年以降、カーサ・ブオナローティ蔵
©Associazione Culturale Metamorfosi and Fondazione Casa Buonarroti
右)ミケランジェロ・ブオナローティ、サン・ロレンツォ聖堂新聖具室、
フィレンツェ、1520-1534年 ©Associazione Culturale Metamorfosi
イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロは彫刻、絵画、建築という芸術の3つの領域において才能を開花させた。本展では、システィーナ礼拝堂の下絵など、ミケランジェロ本人による素描や書簡も含めてその数はおよそ70点だ。
また、模型や映像を通してミケランジェロの建築や紹介したり、イタリアでの調査の成果をコンピューター・グラフィックス映像で表現するなど、作品以外にも見どころは満載。東京会場の汐留ミュージアムのみ、近代日本において彼がどのように受容されてきたかを紹介する特別コーナーを設けられており、丹下健三や磯崎新らの資料を展示する。
会場デザインはミケランジェロに多大な影響を与え続けた古代ローマの遺跡をモチーフにした。ミケランジェロ本人はもちろん、彼の作品は何から影響を受けたのか、彼の作品がその時代の世界にどのような影響を与えたかにも注目する本展、是非足を運んでみてはいかがだろうか。
【概要】
ミケランジェロ展 ルネサンス建築の至宝
会期:2016年6月25日(土)〜8月28日(日)
会場:パナソニック 汐留ミュージアム
住所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
開館時間:10:00〜18:00
休館日:水曜日、8月12日(金)〜18日(木)
入館料:一般 1,000円、65歳以上 900円、大学生 700円、中・高校生500円、小学生以下無料
※20名以上の団体は100円割引。障害者手帳持参者、付添者1名まで無料。
【問い合わせ先】
NTTハローダイヤル
TEL:03-5777-8600