展覧会「拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎が出会った西洋美術」があべのハルカス美術館にて開催される。期間は、2017年1月24日(火)から2017年3月26日(日)まで。
本展ではルノワールと、彼を師と仰ぐ梅原龍三郎の作品を共に紹介。さらに、梅原と交友のあったピカソやルオーらの作品を、あわせて展示。近代絵画における東西の交流を紐解いていく。
日本の洋画界を牽引し、その豪快な性格から“画壇のライオン”と呼ばれた梅原龍三郎。近代化が進み、油彩画が日本に定着した頃の1908年、20歳の梅原は渡仏し、翌年ルノワールに会う。梅原はルノワールを師とし、その制作現場を見て、師との対話から多くを学んだという。
梅原は後に、ヨーロッパで学んだ油彩画に桃山美術・琳派・南画といった日本の伝統的な美術を取り入れることで、独自の豪華絢爛な画風を展開。日本の洋画を確立した巨匠として高く評価される。
特に、注目したいのは2人の代表作《パリスの審判》。フランス近代洋画の巨匠ルノワールの晩年の代表作でもあり、その作品を自由闊達な模写で描いた梅原の作品でもある同名の絵画を同時に展示する。
拝啓 ルノワール先生 ―梅原龍三郎が出会った西洋美術
Bonjour, Monsieur Renoir: Renoir et Umehara ‒Joie de peindre
会期:2017年1月24日(火)~3月26日(日)
会場:あべのハルカス美術館
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋 1-1-43 あべのハルカス 16 階
開館時間:火~金 10:00~20:00、月・土・日・祝 10:00~18:00
※入館は閉館30分前まで
休館日:1/30(月)、2/6(月)、2/13(月)、2/20(月)、2/27(月)
観覧料(税込):
・一般 1,400(1,200)円
・大学・高校生 1,000(800)円
・中学・小学生 500(300)円
・「拝啓ルノワール先生」×「マティスとルオー」2展セット券 2,200円(2枚組、一般のみ)
※()内は前売券と15名様以上の団体
※障がい者手帳を持参の人は、本人と付き添い1名まで当日料金の半額
※前売券2展セット券は11/19(土)から1/23(月)まで
【問い合わせ先】
ハローダイヤル
TEL: 06-4399-9050(あべのハルカス美術館)