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2022年「現代アート展」東京・日本全国美術館の展覧会情報、人気アーティストから若手作家まで

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2022年に開催される、「現代アート」のおすすめ展覧会を特集。東京都内をはじめ、日本全国の美術館などで開催される現代美術の展覧会をピックアップ。2022年もダミアン・ハーストやゲルハルト・リヒター、アンディ・ウォーホルといったアーティストたちをはじめ、日本人の人気美術作家や、新進気鋭の若手アーティストに至るまで、多彩な現代アート作品に出会えそう。気になる現代アート展をぜひチェックしてみて。

2022年の「現代アート展」おすすめ展覧会

  1. 東京都内の現代アート展覧会
  2. 北陸甲信越の現代アート展覧会
  3. 京都・大阪など関西の現代アート展覧会
  4. 関東の現代アート展覧会
  5. 北海道・東北の現代アート展覧会
  6. 九州の現代アート展覧会

東京都内の現代アート展覧会

「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」21_21 DESIGN SIGHT

Photo: Wolfgang Volz
Photo: Wolfgang Volz
©2021 Christo and Jeanne-Claude Foundation

東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される企画展「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」は、橋や建物を布で包むなど、巨大なスケールのプロジェクトを手がけてきたクリストとジャンヌ=クロードの活動を紹介する展覧会。なかでもパリのエトワール凱旋門を布で覆うプロジェクト「L’Arc de Triomphe, Wrapped, Paris, 1961-2021 (包まれた凱旋門)」に着目し、そん構想から実現までをまるで1本の映画の中にいるかのような空間インスタレーションで紹介してゆく。

「クリストとジャンヌ=クロード “包まれた凱旋門”」」
会期:2022年6月13日(月)〜2023年2月12日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT (東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)

「野口里佳 不思議な力」東京都写真美術館

野口里佳《不思議な力 #8》2014年 アマナコレクション
©︎Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery
野口里佳《不思議な力 #8》2014年 アマナコレクション
©︎Noguchi Rika, Courtesy of Taka Ishii Gallery

東京都写真美術館で開催される展覧会「野口里佳 不思議な力」は、写真・映像作品を手がけてきた野口里佳の5年ぶりの個展。過去と現在という時間の隔たりを超えて、他者に体験したことや感じたことを伝える写真や映像の“不思議な力”に着目し、過去の代表作から初公開の新作までを展示する。

「野口里佳 不思議な力」
会期:2022年10月7日(金)〜2023年1月22日(日)
会場:東京都写真美術館 (東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内)

「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」東京オペラシティアートギャラリー

川内倫子《無題》(シリーズ「M/E」より) 2019年
川内倫子《無題》(シリーズ「M/E」より) 2019年

東京オペラシティアートギャラリーでは、写真家・川内倫子の展覧会「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催。アイスランドの氷河や冬の北海道の雪景色と、自宅周辺で撮影した家族や生き物の姿などの身近な光景を撮影した新シリーズ「M/E」を中心に、日本では初公開となるシリーズなども展示する。

「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」
会期:2022年10月8日(土)〜12月18日(日)
会場:東京オペラシティ アートギャラリー (東京都新宿区西新宿3-20-2)

「鉄道と美術の150年」東京ステーションギャラリー

立石大河亞《香春岳対サント・ビクトワール山》1992年 田川市美術館
立石大河亞《香春岳対サント・ビクトワール山》1992年 田川市美術館

東京ステーションギャラリーで開催される展覧会「鉄道と美術の150年」では、日本における鉄道と美術の展開を、鉄道史や美術史にとどまらず、政治、社会、戦争、風俗など、多角的な視点から紹介。近代から現代まで、鉄道にまつわる絵画や写真など約150点を一堂に集め、その展開をたどってゆく。

「鉄道と美術の150年」
会期:2022年10月8日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:東京ステーションギャラリー (東京都千代田区丸の内1-9-1 (JR東京駅 丸の内北口 改札前))

「訪問者」クリスチャン・ヒダカ&タケシ・ムラタ展 銀座メゾンエルメス フォーラム

Christian Hidaka, <i width="1000" height="1500">Tambour Ancien</i>, 2021
Oil tempera on linen, 251×178.5cm
Photo: Hugard & Vanoverschelde
Courtesy of the artist and Galerie Michel Rein
Christian Hidaka, Tambour Ancien, 2021
Oil tempera on linen, 251×178.5cm
Photo: Hugard & Vanoverschelde
Courtesy of the artist and Galerie Michel Rein

東京の銀座メゾンエルメス フォーラムでは、「訪問者」クリスチャン・ヒダカ&タケシ・ムラタ展を開催。現実と虚構の狭間を問う制作を続けるふたりのアーティストの作品を通して、現代美術における虚構的な構造をそれぞれのナラティヴによって浮かびあがらせる。

「訪問者」クリスチャン・ヒダカ&タケシ・ムラタ展
会期:2022年10月21日(金)~2023年1月31日(火)
会場:銀座メゾンエルメス フォーラム (東京都中央区銀座5-4-1 8・9階)

「大竹伸朗展」東京国立近代美術館

大竹伸朗《残景 0》2022年 Photo: 岡野圭
大竹伸朗《残景 0》2022年 Photo: 岡野圭

東京国立近代美術館で開催される企画展「大竹伸朗展」では、絵画、版画、素描、彫刻、映像、絵本、音、エッセイ、インスタレーション、そして巨大な建造物に至るまで、多彩な創作活動を展開してきた現代アーティスト・大竹伸朗の40年以上にわたる創作活動を紹介。国際展に出品した作品も含め、最初期の作品から最新作までおよそ500点が一堂に会する、大規模な回顧展となる。

「大竹伸朗展」
会期:2022年11月1日(火)〜2023年2月5日(日)
会場:東京国立近代美術館 (東京都千代田区北の丸公園3-1)

「加藤泉─寄生するプラモデル」ワタリウム美術館

加藤泉《無題》2022年
⽊、プラモデル、ソフトビニール、アクリル絵具、ステンレススチール
Set of 9 pieces photo by Kei Okano
加藤泉《無題》2022年
⽊、プラモデル、ソフトビニール、アクリル絵具、ステンレススチール
Set of 9 pieces photo by Kei Okano

東京のワタリウム美術館で開催される展覧会「加藤泉─寄生するプラモデル」では、加藤泉によるプラモデルを使った作品と、これらに連なる作品を紹介。ヴィンテージプラモデルをコラージュした木彫作品、プラモデルの箱から展開させた平面作品、組立説明書をコラージュした平面作品、そして石を使った作品など、近年における加藤の制作活動に光をあてる。

「加藤泉─寄生するプラモデル」
会期:2022年11月6日(日)〜2023年3月12日(日)
会場:ワタリウム美術館 (東京都渋谷区神宮前3-7-6)

「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」東京都現代美術館

ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《Hier/ヒア》2021年 映像スチル
ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ《Hier/ヒア》2021年 映像スチル

東京都現代美術館で開催される「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」展は、オランダの現代美術を代表するアーティストのひとりとして映像作品や映像インスタレーションを手掛けてきたウェンデリン・ファン・オルデンボルフの日本初個展。社会における支配的な言説やイメージからいかに逃れるのかという考えのもと、代表作や新作の映像作品6点を、フレームを定めることのない舞台セットのようなインスタレーションとして展開する。

「ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ 柔らかな舞台」
会期:2022年11月12日(土)〜2023年2月19日(日)
会場:東京都現代美術館 (東京都江東区三好4-1-1(木場公園内))

北陸甲信越の現代アート展覧会

「時を超えるイヴ・クラインの想像力─不確かさと非物質的なるもの」金沢21世紀美術館

イヴ・クライン《人体レリーフ(マルシアル・レイス)─PR22》1962年
顔料(青)、合成樹脂、ブロンズ、金で彩色された板 178×94×33cm
彫刻の森美術館(公益財団法人彫刻の森芸術文化財団)蔵
イヴ・クライン《人体レリーフ(マルシアル・レイス)─PR22》1962年
顔料(青)、合成樹脂、ブロンズ、金で彩色された板 178×94×33cm
彫刻の森美術館(公益財団法人彫刻の森芸術文化財団)蔵

金沢21世紀美術館で開催される特別展「時を超えるイヴ・クラインの想像力─不確かさと非物質的なるもの」は、芸術の非物質性を追求したイヴ・クラインを軸とした展覧会。1950〜60年代にかけて活躍した作家イヴ・クラインを中心に、イタリアの空間主義運動や日本の具体美術協会といった同時代の作家、そして現代作家による60点超の作品を通して、これらの芸術に通底する「非物質性」に光をあてる。

「時を超えるイヴ・クラインの想像力─不確かさと非物質的なるもの」
会期:2022年10月1日(土)〜2023年3月5日(日)
会場:金沢21世紀美術館 (石川県金沢市広坂1-2-1)

「コレクション展2 Sea Lane(航路) ─ 島々への接続」金沢21世紀美術館

チャールズ・リム・イー・ヨン《SEA STATE8:the grid, whatever wherever whenever》2014-2021年
Produced at STPI - Creative Workshop & Gallery, Singapore
© Charles Lim / STPI
Image courtesy of the Artist and STPI
チャールズ・リム・イー・ヨン《SEA STATE8:the grid, whatever wherever whenever》2014-2021年
Produced at STPI - Creative Workshop & Gallery, Singapore
© Charles Lim / STPI
Image courtesy of the Artist and STPI

金沢21世紀美術館で開催される「コレクション展2 Sea Lane(航路) ─ 島々への接続」は、沖縄について現代美術の視点から光をあてるとともに、海を介して沖縄と交流してきた歴史を有する東南アジア地域やオセアニア地域の作家による表現を紹介する展覧会。海に隔てられつつ交流を重ねてきた島々ゆえに育まれてきた関係性に着目し、金沢21世紀美術館のコレクションを中心に、7人のコレクション作家と3人の招へい作家の作品を展示する。

「コレクション展2 Sea Lane(航路) ─ 島々への接続」
会期:2022年11月3日(木・祝)〜2023年3月19日(日)
会場:金沢21世紀美術館 (石川県金沢市広坂1-2-1)

京都・大阪など関西の現代アート展覧会

「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」京都市京セラ美術館

アンディ・ウォーホル《ツナ缶の惨事》1963年 アンディ・ウォーホル美術館蔵
麻にシルクスクリーン・インク、シルバー塗料 173.4×210.8cm
アンディ・ウォーホル《ツナ缶の惨事》1963年 アンディ・ウォーホル美術館蔵
麻にシルクスクリーン・インク、シルバー塗料 173.4×210.8cm
© The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Artists Rights Society (ARS), New York

京都市京セラ美術館 新館「東山キューブ」で開催される展覧会「 アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」は、ポップアートの旗手アンディ・ウォーホルの京都初となる本格的回顧展。《三つのマリリン》や「死と惨事」シリーズの《ツナ缶の惨事》といったシルクスクリーン作品や、日本の金箔技法を組み合わせた《孔雀》など、日本初公開100点以上を含む約200点の作品を通して、ウォーホルの内面へと迫る。

「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」
会期:2022年9月17日(土)~2023年2月12日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ (京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124)

「すべて未知の世界へ ─ GUTAI 分化と統合」大阪中之島美術館&国立国際美術館

元永定正《作品》1962年 エナメル、カンヴァス 東京都現代美術館蔵
[出品会場:大阪中之島美術館]
元永定正《作品》1962年 エナメル、カンヴァス 東京都現代美術館蔵
[出品会場:大阪中之島美術館]

大阪中之島美術館と国立国際美術館の共同企画による「すべて未知の世界へ ─ GUTAI 分化と統合」は、1954年に兵庫・芦屋で結成された美術家集団「具体美術協会(具体)」の新しい像の構築を試みる展覧会。大阪中之島美術館では「具体」を「分化」させ、それぞれの独創性の内実に光をあてる一方、国立国際美術館では「具体」を「統合」し、集団全体の模索の軌跡をたどってゆく。

「すべて未知の世界へ ─ GUTAI 分化と統合」
会期:2022年10月22日(土)〜2023年1月9日(月・祝)
会場:大阪中之島美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-3-1)、国立国際美術館 (大阪府大阪市北区中之島4-2-55)

関東の現代アート展覧会

「桃源郷通行許可証」埼玉県立近代美術館

佐野陽一《flow》2015-17年 作家蔵
佐野陽一《flow》2015-17年 作家蔵

埼玉県立近代美術館で開催される企画展「桃源郷通行許可証」では、6人の現代作家による作品と埼玉県立近代美術館のコレクションを組み合わせた展示を中心に、芸術作品の魅力を紹介。稲垣美侑、佐野陽一、東恩納裕一、文谷有佳里、松井智惠、そして松本陽子ら、幅広い世代、ジャンルの作家による作品を、コレクションを中心とした作品とともに紹介する。

「桃源郷通行許可証」
会期:2022年10月22日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:埼玉県立近代美術館 (埼玉県さいたま市浦和区常盤9-30-1)

「中﨑透 フィクション・トラベラー」水戸芸術館現代美術ギャラリー

[参考図版]中﨑透《Peach Beach, Summer School》2019年 撮影:越後谷出
[参考図版]中﨑透《Peach Beach, Summer School》2019年 撮影:越後谷出

茨城の水戸芸術館現代美術ギャラリーで開催される企画展「中﨑透 フィクション・トラベラー」は、水戸を拠点に活動する美術家・中﨑透による美術館初の大規模個展。中﨑が近年展開している、インタビューに基づく物語的なインスタレーションに着目し、中﨑にゆかりの深い水戸と水戸芸術館を読み解く最新作を発表するとともに、代表作をはじめとするこれまでの作品もあわせて展示する。

「中﨑透 フィクション・トラベラー」
会期:2022年11月5日(土)〜2023年1月29日(日)
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー (茨城県水戸市五軒町1-6-8)

「潜在景色」アーツ前橋

片山真理《25 days in tastumachi studio/あじさい》2015年
片山真理《25 days in tastumachi studio/あじさい》2015年

群馬のアーツ前橋で開催される展覧会「潜在景色」では、不可視な対象を捉えるという写真の力に着目。石塚元太良、片山真理、下道基行、鈴木のぞみ、西野壮平、そして村越としやの6人が、前橋をはじめとする群馬全域、さらに広範にわたる地域をそれぞれの視点で捉えた作品を、最新作を含めて紹介する。

「潜在景色」
会期:2022年11月19日(土)〜2023年3月5日(日)
会場:アーツ前橋 (群馬県前橋市千代田町5-1-16)

Photos(2枚)

2022年「現代アート展」東京・日本全国美術館の展覧会情報、人気アーティストから若手作家まで|写真1 2022年「現代アート展」東京・日本全国美術館の展覧会情報、人気アーティストから若手作家まで|写真2

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